HOME>あしたのまち・くらしづくり活動賞>25年度の受賞団体概要
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25年度の受賞団体概要
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独自の発想により全国各地で活発に展開されている地域づくり・くらしづくり・ひとづくりの活動に取り組んでいる地域活動団体等を表彰する、平成25年度あしたのまち・くらしづくり活動賞(主催・公益財団法人あしたの日本を創る協会、NHK、読売新聞東京本社など)の各賞が以下の通り決定しました。
■内閣総理大臣賞
岩手県 長洞元気村協議会
■内閣官房長官賞
兵庫県 望海地区在宅サービスゾーン協議会
■総務大臣賞
広島県 NPO法人尾道空き家再生プロジェクト
■主催者賞
青森県 プロジェクトおおわに事業協同組合
秋田県 釈迦内SP実行委員会
山形県 特定非営利活動法人With優
岐阜県 ふるさと栃尾里山倶楽部
鳥取県 NPO法人学生人材バンク
高知県 アテラーノ旭
また、振興奨励賞には27団体が選ばれました。今年度の応募総数は254編。
それぞれの活動レポートを収録した「あしたのまち・くらしづくり2013」(定価1000円、送料340円)は11月下旬発行予定。
メール ashita@ashita.or.jp |
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■内閣総理大臣賞
子どもと高齢者の笑顔のあるまちづくり |
岩手県 長洞元気村協議会 |
東日本大震災の津波は長洞集落60戸のうち28戸の家屋家財を全壊流失させ、多くの世帯も船や作業小屋等を失う。ライフラインも途切れ、孤立した。高台の自治会長宅に避難した夕方、女性部が賄い班となって炊き出しを開始。被災者は、集落内の被災を免れた民家に分宿し、自治会役員が中心になり対策会議を行なう。翌日には自治会が協力を呼びかけ米など食料・飲料水・燃料等を管理統制して、生活再建に向けた取り組みをすすめた。行政機能も停止した状況で、問題や課題を自治会役員会で話し合い、集落全戸集会で確認し、認識を共有しながら住民主体の災害対策が展開していく。学校も休校となったが、集落にいる教員の協力を得て、長洞元気学校と呼ばれた地域学校を開始。子ども達の姿は長洞集落に元気とやる気を送り続けた。
仮設住宅への入居は抽選方式でという行政の方針に、地域コミュニティの危機を感じて動き出す。地権者を説得し畑を無償で5年間借用、地区内への仮設住宅建設の要望書を提出、粘り強い取り組みで、長洞地区仮設住宅が実現、2011年7月、長洞元気村(長洞地区仮設住宅団地)の開村式が行なわれ「復興の誓い」を確認する。
入居後は震災前の家の並び順に入居しコミュニティを維持、活力のある仮設住宅を目指す。「笑顔の集まる土曜市」では畑で採れた野菜や分けきれなかった支援物資を販売、自治会の共益費に繰り入れる。市日はほとんどの世帯が顔を出し、出てこない人には自然に安否確認を行う。日常的に交流ができるよう、庇や瓦礫を集めて作られた屋外ステージ(ウッドデッキ)、パオが作られた。開村と同じ時期に、伝統菓子「ゆべし」を販売しようと女性たちが集まり「なでしこ会」が結成され、日中働きに出る男たちに替わり主体的な自治会運営をも担っていく。そんな中で、ボランティアツアーを受け入れてほしいというという問い合わせがあり、長洞元気村役員となでしこ会役員で話し合い、料金をもらい受け入れることを確認した。長洞元気村ではできる限りのおもてなしを考えて準備をする。被災者の思いに寄り添おうとする訪問者との交流が感動を呼び、約1年、有償・無償の約30団体総勢300人を受け入れることになる。
震災から約1年後、学識者を交え第1回長洞未来会議を開催、新しい長洞づくりについての話し合いが始まった。漁業と港の再生、震災の教訓を後世に語り継ぐこと、漁業体験ツアーや農業体験ツアーの受け入れ民泊等、様々な構想が話し合われ、できるところから実践してみようということになった。特産品を年4回送る長洞元気便の取り組みが始まる。支援会員の募集を行ない、会費に応じた特産品を提供し、70人余りの会員へ送る。特産品の生産・加工を含めて、被災者が時間を気にしない働き方をする好齢ビジネス事業として、働けた分だけ賃金を支払うことにより、被災者は生き甲斐を感じ、強い絆をさらに強くしている。
携帯電話の支援がありIT革命も始まった。初めて携帯電話を手にした人もいたが、今では、食料品の分け合いや役員会や自治会からの連絡はほとんどがメールで行なわれ、ブログで発信された情報も定時に携帯に配信され情報の共有が進められ、元気村の大きな財産になっている。
現在は、仮設を出た後の住宅再建に取り組み始めているが、お互いの生活や価値観を認め、協力できるところを探し出すという地域コミュニティの役割を見つめ、元気村の活動の経験を活かし、子々孫々が活き活きと暮らせる長洞集落のまちづくり・暮らしづくりを進めている。
【評価された点】 それまであったコミュニティが被災後仮設住宅に入ることにより崩れ、孤独化などの問題が指摘されているが、住民自らが仮設住宅の在り方を考え、地域再生を行政任せにせず進めていること、内向きの再興に陥らず、外部の意見も取り入れながら、将来を見据えたまちづくりにもいち早く積極的に取り組んでいることが、非常に高く評価された。 |
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■内閣官房長官賞
会議をやめて劇をはじめた住民と専門職のネットワーク |
兵庫県 望海地区在宅サービスゾーン協議会 |
高齢化、認知症、独居、コミュニティの崩壊、学校崩壊、予想される災害の被害等々を解決しようと模索するなかで、斬新で効果の高かったのが「地域劇(ぼうかい劇団と命名)」だった。そこには、阪神淡路大震災をきっかけに平成7年に開設された保健医療福祉の専門職と行政と住民がネットワークを組んだ同協議会の活動が基礎にある。同協議会は「医師会」「歯科医師会」「薬剤師会」「地区社会福祉協議会」「民生児童委員」「ボランティアグループ」「高年クラブ」「市社会福祉協議会」「障がい者団体」「子ども関係団体」「施設・サービス事業所」「地域包括支援センター・在宅介護支援センター」「行政職員」等で構成され、2か月に1回定例会を開催している。1999年より、地域の課題を住民が物語にして、住民が監督、役者になり、数か月の練習を経て住民の前で演じる。文字どおり手作りの劇。
介護保険制度が始まる前、在宅介護支援センターが、高齢者に制度を何度説明しても理解されず、寸劇にしたところ「今日はよくわかった!」と大好評。そこで定例会で提案し、悪質商法、老後の生きがいづくり、認知症予防、みんなの居揚所づくり、子どもの夢、インフルエンザ対策、世代間交流、まちづくり、防災等様々な課題を住民みんなで物語に変え、解決策を織り込みながら劇に変えていった。
地域劇のプロセスは、
①地域の課題を明確にするため座談会やアンケートを行なう。(情報収集・課題分析)⇒②明確になった課題や夢をテーマにする。(課題の明確化)⇒③シナリオに落とし込む。(課題のさらなる明確化、解決策の明確化)⇒④シナリオを住民と専門職等で検討しあう。(課題、解決策の検討会、身近な地域ケア会議)⇒⑤数か月間の練習(顔の見える関係づくり、地域のお宝さがし、人間性の発見、ネットワーク構築)⇒⑥本番は見に来た住民にとっても、親しみやすい課題検討会となる(効果的な広報)⇒⑦「絵に描いた餅」にしない活動へのきっかけ(課題解決に向けて住民の自主的な活動の始まり)となる。
⑧劇の効果:参加した不良少女たちが、障がい者の方とふれあい、少女たちが変わり、それを見ていた大人たちや中学校が変わった。この少女たちが進学を希望し、地域に「むりょう塾」(ボランティアで数学、英語を教える)ができた。また、認知症の方が毎回いきいきと演じることで、他の高齢者の世話ができるまでになった。防災では、東日本大震災後でもあり、劇を見た他の自治会で「見守りマップ」「災害時要援護者防災訓練」等、取り組みが具体化している。
その他にも以下のような取り組みを行なっている。
・「安心テンポ」活動…見守り活動の周知のため商店街などにポスターをはり呼びかける。
・「まちかど健康教室」…地域の医院等の医師等が講師を務める。
・「まちかどコンサート」…地域の医院の待合室で通所サービスにも通えない方々の集いの場。
・「宿題しよーか」…学生が夏休みに子どもに工作を教える。
・「災害時要援護者防災訓練」…地域でセミナーを数回行ない、実際に車いす、視力障がい者等の要援護者が参加し、自主防災、医療機関や専門機関、消防、行政が参加し、行なっている。
「地域劇」とは手法であり、地域課題を地域住民に理解しやすく提示していく。演じることが目的ではなく、シナリオに組み込まれた地域の課題を検討しながら、最終日に向けて進んでいく共通の達成感が何物にも代え難いつながりを生む。そして、誰でも参加でき、住民が参加して劇ができあがる過程が地域づくりの夢につながっていく。ここに現代社会の難しい課題を解決する糸口があるのではないかと感じる。
【評価された点】 中学校区という広いエリアでありながら、様々な人が関わり縦割を超えてつながり地域を安全・安心にしていること、「地域劇」を通して住民が地域の課題を考える場を提供できたこと、また、引き続き課題解決しようとする活動につながった点が高く評価された。 |
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■総務大臣賞
尾道の空き家、再生します。―尾道スタイルの手づくりのまちづくり― |
広島県 NPO法人尾道空き家再生プロジェクト |
坂の町・尾道のランドスケープは数々の映像で紹介され、尾道の代名詞のように全国に伝えられているが、その一方で、車中心の社会への変化や核家族化、少子高齢化による中心市街地の空洞化といった現代の社会問題を多く抱えているエリアでもある。特に深刻なのは、車の入らない斜面地や路地裏などの住宅密集地に増え続ける空き家問題。
300を超える空き家が存在するという調査結果が出ている。南側以外の斜面や平地の路地裏、商店街の空き店舗なども合わせると駅から2キロという徒歩圏内に500軒近い空き家があるのではといわれている。 さらに、駅前の大規模な再開発によって、戦火を免れてきた歴史ある町並もその原風景を失い始めていた。車の入る場所には次から次へと尾道の町とは調和しないビルやマンションが建ち並び始め、観光・文化の中心である中心市街地には空き家が目立ち始めた。同会代表はそんな尾道を、「山あり海ありという地理的条件に恵まれている上に、古い歴史と町並が残されているというこの上ない要素を持っているのに、それが活かされていないどころか、スクラップされようとしている状況に観光地としての尾道にも危機感を覚え始めた」という。「尾道の空き家、再生します。」そんなタイトルで個人ブログを始めたのは2007年の春。「通称尾道ガウディハウス」と呼ばれる古い民家を買い取り、大工であるご主人と再生を始め、その様子をブログに綴っていった。すると、尾道への移住希望や古い空き家を再生させたいという声が全国から届き、その数は1年で100件を上回るほどだった。貴重な「空き家」という資源を活かすには、もっと大きな波になって「尾道スタイル」を確立することが先決だろうという思いから、「尾道空き家再生プロジェクト」を同年7月に立ち上げた。
最初は、再生途中の「通称ガウディハウス」を定期的に公開し、チャリティイベントや空き家談議など小さなイベントを繰り返し、坂の町の抱える問題を共有してもらうことからスタートした。「尾道建築塾・たてもの探訪編」を開催し、尾道の景観や町並みの魅力、再生物件などを紹介して回る町歩きのイベントも企画した。同時進行で第2号物件として、元洋品店の廃屋の再生に着手。ボランティアによる片付けやゴミ出し、「尾道建築塾・再生現場編」という職人さん講師による実技体験のワークショップ、空き家に移住して来た若手のアーティストの作品による仕上げなど多くの人の手により、一軒のお化け屋敷のような空き家は再生され、現在はNPOの事務所と子連れママの井戸端サロンとして活用し、空き家再生の拠点となっている。
次に着手したのは、古いアパート。共有部分の中庭やギャラリー、カフェスペースを再生し、現在ではものづくりとアートの拠点「三軒家アパートメント」として、若い作家さんたちの拠点となっている。他にも「尾道空き家再生!夏合宿」を行ない、全国から学生などの参加者を募り1週間で再生した「森の家」や坂暮らしを体験できるレンタルハウス「坂の家」など、これまでに13軒を再生してきた。2009年からは尾道市と協働で「空き家バンク」も始め、3年で60軒近い空き家が新たな担い手に渡っていった。
活動を始めて6年が経ち、今ではこのような尾道らしさを活かした「尾道スタイル」まちづくりがずいぶん定着し、移住者も若者も増えている。今後は、個人では動かすのが難しい大型の空き家の活用法、若者の雇用問題、このふたつの課題解決に向けて、2012年から新たに大型空き家によるゲストハウス展開にも取り組んでいる。 よそ者や若者も温かく受け入れながら、さらに町の魅力をアップさせ、日々の生活に根ざした市民目線のまちづくりを「人が近い町・尾道」の町の中で、これからも若い担い手の仲間と進めていきたいとしている。
【評価された点】 空き家の再生と移住定住の支援を行ない、不便な場所にある空き家を再生するといった尾道スタイルを確立した点が高く評価された。 |
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■主催者賞
目指せ!日本の田舎町再生のお手本づくり!!―コミュニティビジネスと、ふるさと教育を連動させ、新たな手法で地域再生とホスピタリティ世界一を理念に人生賭けて取り組むまちづくり会社の事例― |
青森県 プロジェクトおおわに事業協同組合 |
大鰐町は平成初めのリゾート開発で施設を建設、通年観光で首都圏等から新たな集客を図ろうとしたが、バブルの崩壊などで閉鎖に追い込まれ、多額の負債を抱え、「第二の夕張」等と言われ、町民から笑顔が消え、町の将来を見限り、次々と去っていった。
「このままではだめ。町の再生をしなければ」との思いで、平成19年8月にまちおこしグループ“OH!! 鰐 元気隊”(おおわにげんきたい)を、16人の仲間が立ち上げた。設立記念フォーラムには、約170名の町民や町外の応援者が集まった。
元気隊は、ワークショップを重ね、大鰐町を元気にする「アクションプラン」を策定、①地域の資源まるごとプロジェクト ②みんなが楽しいふるさとづくりプロジェクト ③みんなが一緒にがんばるべしプロジェクトの三本柱で活動をスタート。平成20年度には大鰐小学校5、6年生による「OH!! 鰐 元気隊キッズ」の活動も始まり、少しずつ町の空気が変わり始めた。
元気隊は講演会や「パートナーシップで進める、大鰐活性化のための意見交換会」等を開催。元気隊キッズは、平成21年度から町内清掃活動と元気隊キッズ野菜づくり事業をスタートさせた。毎月、町内の観光名所や親水公園、高速道路のバス停等を、元気隊とキッズ隊員が清掃。隊員は、キッズ隊員の前で、町の悪口等は一切言わず、町の素晴らしさや夢を語った。
野菜づくりは、春の植え付け前に野菜ソムリエを招き、大都市の一流レストランで流行する野菜は何かを学ぶ。秋の収穫までの間、元気隊員等と共に野菜を育てる。その間、授業では、元気隊員や先生が、「ビジネスとしての農業」として生産から流通、営業、販路開拓、販売促進、接客マナー、名刺交換の仕方まで教え込む。
毎年10月初めの金曜日の夜、キッズと元気隊員は、「元気隊キッズ野菜」を東京へ売り込みに行く。車中では、接客マナーや名刺交換の練習をし、土日2日間、東京飯田橋にある青森アンテナショップ「あおもり北彩館」での販売体験学習に備える。到着と同時に、店長と名刺交換、そして、「鰐come流朝礼」で挨拶訓練で、販売チーム、アンケートチーム、試食チームの3班にわかれ、販売をスタート、子どもたちは一流販売員に変身する。夜は都内のレストランを貸し切り、「大鰐町PR交流パーティー」を開催している。参集メンバーは、都内在住の著名人、社長、レストランシェフ、官僚の方々、その場面でも元気隊キッズは、堂々と名刺交換をし、自己紹介し、大鰐町のPRをする。2日間の体験学習を終えキッズたちは、自ら家族に大鰐町のすばらしさへの「気づき」を与え、親たちは、子や孫から気づきを受けとることになる
平成21年6月1日からは、メンバーの出資によるまちづくり会社「プロジェクトおおわに事業協同組合」を立ち上げ、町の複合施設「大鰐町地域交流センター 鰐come(ワニカム)」の指定管理者に応募し、管理者(経営者)となった。当初、町民のほとんどが倒産を予想したが、大改革をスタートし、社員教育の徹底と農産物や加工食品の商品開発、そして販路開拓や他市町村企業とのコラボレーション等により、10ヶ月目で黒字化、5年目に入っている。
これからの目標は、これまでの「コミュニティビジネス」の手法を用い、「おもてなし」を「大鰐町」で実現し、それを体験するために、世界中から観光客が訪れ、わが町の産物が発信されことであり、キッズがその夢をかなえてくれると信じている。
【評価された点】 ふるさと教育による地域づくり及び人材育成、さらにコミュニティビジネスを活用して地域の元気再生に取り組んでいる点が評価された。 |
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■主催者賞
釈迦内サンフラワープロジェクト―すべては未来を担う子どもたちのために― |
秋田県 釈迦内SP実行委員会 |
同会は、地域の活性化と学校でのキャリア教育推進を目的に設立。学校と家庭・地域が一体となり、釈迦内地区で古くから大切にされてきた言葉「向陽(ひまわり)」を活用した6次産業化に取り組み、学校をど真ん中に据えた地域活性化を進め、未来を担う子どもたちの健全育成に取り組んでいる。 学校をど真ん中に据えた地域活性化のために、縦軸に社会力と人間力、横軸に創造力と協働力を位置づけ、次の4視点から活動を展開している。
①人間力と協働力の向上のための「キャリア教育」推進
釈迦内小学校では、主に生活科や総合的な学習の時間を活用して釈迦内SPの活動に参画している。地域住民とともに、耕作放棄地への牛糞まきから種まき、除草、収穫、種取り、ひまわり油の販売までの6次産業化に取り組んでいる。販売は、子どもたちが中心となって行なう産業祭や公民館祭、スーパーでのイベント販売のほか、一般の店にも置かせてもらっている。オリジナルラベル作成のための学習や売れ筋の瓶のリサーチなどの活動も取り入れ、幅広い「キャリア教育」に取り組んでいる。
②人間力と創造力の向上のための「地域との連携」推進
昨年度から、種入りパンフレットを子どもが作成・配布し、「釈迦内一家庭一ひまわり運動」を展開。どの家庭にもどの道ばたにもヒマワリが咲いている「ひまわり(向陽)の街釈迦内」づくりを進めている。他地域にも協力者が増え市全体に広がっている。
協力者を「ひまわりサポーター」と呼び、子どもたちから一人一人に感謝状を渡して、「顔の見えるおつきあい」を展開している。4年生は福祉の心を養うために特養老人ホームの畑に植え、入居者との交流を行なっており、常に学校教育を強く意識した取り組みを心がけている。
昨年度から、県内外にも釈迦内SPと連携したサンフラワープロジェクトが発足し、釈迦内小学校で実践発表とボランティア民泊・きりたんぽ作りの「ひまわりサミット」を開催した。
③社会力と協働力の向上のための「企業協力(CSR)」推進
ANAのシンボルマークがひまわりということから、大館能代空港の駐車場近くに2メートル×100メートルの畑を造成し、釈迦内小学校4年生と空港職員が協力してひまわりを植栽した。また、釈迦内郵便局・近隣郵便局が、「釈迦内一家庭一ひまわり運動」パンフレットを窓口に置いたり、種植え・収穫などに積極的に協力してくれている。
④社会力と創造力の向上のための「商品開発・販売」推進
子どもたちのイベント販売のほか、地元スーパーで常時販売している。販売先は秋田市や首都圏にも広がっている。
地元ホテルにひまわり油を使ったレストランメニューを開発してもらい、今後、本格的にホテルのスペシャルメニューとしての採用を検討中である。
今年の新商品として、ひまわりの種8割、麦2割の割合でブレンドした「ひまわり茶」を地元のお茶販売業者と連携開発し、販売を開始した。
学校も地域も多くの各機関・団体・組織と強い連携を図ることができた。そのことにより、学校はより充実した教育実践を生み出すことができ、地域は自分たちの力量ではできないところをカバーしてもらい、今後のさらなる地域活力の創造へ向けての広範囲な強い絆が生まれ、新たな地域活性化の活動が期待される。
【評価された点】 学校と家庭・地域が一体となって、ひまわりを活用し、6次産業に取り組み、コミュニティ・ビジネスに発展している点が評価された。 |
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■主催者賞
地域で補い、支え合える若者支援モデル |
山形県 特定非営利活動法人With優 |
設立は平成19年5月。代表者が、自らの思いをチラシにして市内約7000軒、一軒一軒話をしながら思いを伝え、賛同してくれた11名と立ち上げた。
毎週月曜日~金曜日(9時~17時)まで毎日運営しているフリースクールは、学校に行けない・行かないことを選択した子どもたち、今の社会の中で生きにくさを抱えた青年の生活と学びの場である。学習支援は教員免許を持つスタッフが中心に対応し、読み・書き・計算を中心に、躓きがある部分から子どもたちや若者の一歩先をスタッフが歩いていくような寄り添い方の支援に心がけている。地域ボランティアや地域事業所でのアルバイト体験等にも積極的に取り組み、なんのために勉強し、どんな生き方をしていきたいかを地域のたくさんの方に支えてもらいながら実践している。修学旅行も毎年、子どもたちと企画・実施しているが、自分たちが楽しむ分の企画については資金作りも自ら行なっている。春は山菜採りをして販売、他に自分たちで育てた野菜を販売したり、地域事業所と連携しての新商品開発にも取り組んでいる。
毎週土曜日にはフリースクールと同じ場所でカフェレストランも運営している。地域のどんな人も日常から離れて「ほっ」とできる時間を持ってもらいたい、地域で孤立しがちな子ども、若者が活動している場所へ多くの地域の方に足を運んでほしいとの思いから同スペースで運営している。敷居の低い相談窓口としても機能し、支援の入り口にもなっている。また、フリースクールに通う生徒が地域とつながれる場、就労体験の場としても機能し、毎週子どもたちがアルバイトとして手伝いに来ている。毎回20~30名ほどの来客があり、年間800名ほどの利用がある。フリースクールの昼食は毎日、スタッフと生徒で一緒に作って食べているが、カフェレストランで使用する野菜も含め、地域の農家の方から指導を仰ぎ、無償で貸してもらっている農地で農業にも取り組んでいる。
平成22年度から地域内でニートやひきこもりと呼ばれる若者、これから就労を目指す若者の就労支援の総合窓口である置賜若者サポートステーションを開設。これまでに400名が登録・利用、そのうち250名が就労等進路決定している。完全にひきこもり状態の若者もいて、地域の若者支援ネットワークや病院と連携したアウトリーチ等で支援を継続、自立を目指すと共に、当事者支援だけでなく、受け皿となる事業所や地域住民へのアプローチも積極的に行ない、社会的に弱い立場にある子どもや若者を地域力で補い支え合える取り組みを重視している。
昨年10月からは居酒屋プロジェクトを始めた。「失敗を許さない社会だからこそ、失敗できる場所があっても良い」なにより就労してから本当の壁にぶつかる若者も多く、社会に出て躓きかけた時に躓かないように支え合える場所が必要でもあると考えて始めた。一定期間無業状態にある若者や発達・精神的に軽度の障碍を抱えた若者が中間的に働き、それを地域の人が利用することで若者を支えるという仕組みの会員制居酒屋だ。会員制にしたのはそこで働く若者が安心してトレーニングできるようにするため。困難を抱えた若者とプロジェクトチームを作り、運営面やメニュー等も一緒に考え、施設の改修工事もできる部分は共に行ない、自分たちでできない部分は地域住民や企業から寄付を募り、工事費や設備費に充てた。約3か月で地域事業所、地域住民150名以上から250万円を超える寄付が集まった。今、会員は800名を超え、たくさんの地域の方々が若者に寄り添い、自分たちにできる若者支援を実践している。
【評価された点】 「失敗を許さない社会だからこそ、失敗できる場所があっても良い」というモットーがしっかり生かされた取り組みであり、コンセプトのしっかりした、主体的な取り組みが評価された。 |
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■主催者賞
里山の未来を紡ぐ自創自給プロジェクト |
岐阜県 ふるさと栃尾里山倶楽部 |
『空き家となっていた古民家の活用と集落の元気づくり』を目標に平成22年度からスタートした「栃尾里人塾」。人と人との絆を生んだこの塾は、地域住民の心に誇りと自信を復活させた。
平成23年度からは、この塾を中心に「未来の里づくり」「絆の場づくり」「地域を支える人財づくり」の視点で活動内容を深めている。塾のテーマである「森」「農」「自然エネルギー」で実践した里の知恵や技の体得に加え、人と人をつなぎ、未来の暮らしを創造して「共感・感動」を内外に発信できる地域人材の育成にも力を入れている。また活動拠点である築104年の再生古民家「源右衛門」で、かつて葬儀や法事で振舞った「おときごはん」や「子ども寺子屋エコキャンプ」さらには「軽トラEV(電気自動車)制作」などを実施。地域内外から人が集い、未来の里の暮らしに見て触れられる、さらにそこに集う里人の想いを実現できる場づくりを行なっている。
平成22年度からスタートした「栃尾里人塾」は、「みんなで考え、やってみる。なにより楽しく」を合い言葉に延べ500名以上が参加。参加者と地域住民の絆をつくることに成功した。その絆は近隣住民にも広がり、新たなコミュニティ再生のきっかけを示した。塾を通して参加者、地域住民からはやりたいこと、チャレンジしたいことが多数生まれ、実践する場と機会づくりの提供も可能となった。
「里山の自然+残すべき技と知恵+テクノロジー→人財育成」を学び、実践する場を創出し、都市住民の移住実現、地域コミュニティ再生、新たな地域産業づくりなど、誰もが「住みたい、暮らしたい」地域づくりを今、住民自らの手で“楽しく”始める必要がある。これまでは国が農業や林業を指導して集落形成に影響を与えていたが、結果グローバル経済の中で農山村は疲弊している。これからは国がガイドラインを示すのではなく、過疎集落で暮らす人たち自らが地域の思いを込めてつくったプランで、「自創自給の里山再生」を実践したいと同会では考え活動している。「地域デザイン力」を発揮しながら、未来へつながる人財づくりと地域経営、そして持続可能な「元気づくり」を、ひとつのシステムとしてつくり上げたいとしている。
ふるさと栃尾里山倶楽部のメンバーが中心となり、平成24年9月にNPO法人ななしんぼを設立した。みんなで夢を持ちより、夢を語り合う場をつくり、夢をつなぐ方法を考えることでその夢は実現へと向かって働き出す。 NPO法人ななしんぼは、こんな想いを胸に、これまでにはないまったく新しい考えで設立された地域の中間支援組織である。
本来の地域自治の考え方で持続可能な明宝をつくりたい ― そのためには行政、企業、市民があたらしい価値観でつながり、未来を描く場と仕組みの革新が必要になる。今年度は、人が集まる場づくり(夢実現塾「MOSO塾」の開催)、地域団体支援(住民主体イベントのマネジメントや地域づくり団体事務支援)、人材育成(地域協働型インターンシップによる学生の長期受入れ)、地域起業(四万十ドラマと連携した「あしもと逸品プロジェクト」)、コミュニティカフェの運営(みんなのトライアルカフェづくり)、過疎集落支援、空き家対策(空き家の管理人制度などの仕組みづくり)など、地域のジョイント役として多くの取組みを実施中。
【評価された点】 空き家となっている古民家を再生し、地域コミュニティの拠点施設として活用したことで、地域資源や高齢者の知恵が活用された点が評価された。 |
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■主催者賞
学生にキッカケを 地域に笑顔を |
鳥取県 NPO法人学生人材バンク |
中山間地域への若者の参加はどこも悩ましい問題であるが、鳥取県では、大学生が足を運ぶことで、この課題を解決している。「学生にキッカケを地域に笑顔を」を合言葉に2002年に鳥取大学生が立ち上げたのが同会。
2004年、鳥取県から農山村ボランティアを取りまとめる仕事の受託をキッカケに、農山村と学生をつなぎ、コーディネートする「農村16きっぷプロジェクト」が始動した。
同会は「とりっく」という学生向けにボランティア・イベント・アルバイト情報を配信するメール配信サービスを行なっており、参加したいと応募した学生と一緒に農山村地域に入って活動している。登録学生は2000人を超え、ボランティアに参加する学生は年間500人にのぼる。現在では、活動に共感する地域が増え、27集落で活動を行なっている。具体的な活動は、棚田水路清掃やイノシシ防護柵の設置、里山整備等、中山間地域の作業補助である。最初は作業だけであったが、信頼関係ができるうちに、お祭りやイベントにも声をかけてもらい、活動の幅が広がった。
ボランティア活動のみに留まらず、学生スタッフが農村でやりたいことを企画・運営している。智頭町中島集落では、鳥取県内と関西圏の大学生と一緒に農村宿泊体験イベント「村咲ク」を2005年から行なっている。年2回、夏と冬に企画し、夏は田んぼバレーやそうめん流し、冬は正月飾り作りやもちつき等を行なっている。また、地域に何かお返ししたいという学生側の想いから、イノシシ柵の設置や公民館の大掃除等、集落の要望を学生が汲み取り実施される活動も行なっているのが特徴。
この他、集落の人にもんぺの作り方を教わり、学生に魅力を発信する「もんぺプロジェクト」や、タケノコ掘りをしながら里山整備を行ない、新入生に農村の魅力を体験してもらう「タケノコ☆ドロボー」等、学生が楽しみながらも、集落も恩恵を受けるような活動を行なっている。
春と秋の年2回、冊子『農村16きっぷ』を発行し、活動をPRしている。
また、「農業を元気に、楽しく、かっこよく」との思いで学生自らが米を生産し、加工・販売まで手掛けているのが三徳レンジャープロジェクト。棚田を守り、農業を若い世代に伝えたいという思いを持つ農家の方から指導を受けながら、熱い思いを持つ学生たちが農作業に取り組んでいる。 右も左も分からなかった1年生も、収穫の時期には自分で考えて作業を行なえるようになり、2年生になればバリバリと作業をこなし、後輩の作業の指導を行なう。3、4年生は後輩へ、三徳レンジャーの“思い”を伝えていく。そのようにして三徳レンジャーは次代へと受け継がれている。
学生人材バンクの活動を通して、学生の成長はもちろん、受け入れ地域の人の姿勢も変化しつつある。活動当初はよそ者を受け入れることに抵抗を感じる人もいたが、継続する中で、ボランティアの受け入れに協力する人が増え、口コミで受け入れ地域が増えた。地域との信頼関係が深まるにつれ、「公民館を活用して交流イベントをしたい」、「空き家を使ってみないか」、「田んぼを貸してあげる」といった声が地域からもあがるようになった。
毎年約400名のボランティア参加者を生んでいることも成果だが、近年、3地域に11人の若者が空き家を借りて移住し、農家民泊や新規就農につながるなど、地域の担い手づくりにも寄与している。
【評価された点】 次世代を担う学生が、自分たちの居場所を探して、自分たちの活動を広げている点が評価された。 |
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■主催者賞
支え合って暮らし続けられるまちづくり、アテラーノ旭の活動 |
高知県 アテラーノ旭 |
平成16年、銭湯が廃業、「お風呂難民」の問題が起き、町内会長、銭湯の利用者などが集まり、「旭に公衆浴場を存続させる会」を立ち上げ、旭文化センターの風呂を活用できるよう働きかけた。平成18年、市が「旭入浴サービス事業」として、同会に委託した。
この問題をきっかけに、同会では1年近く議論を重ね、地域の人が立ち寄れる場所づくりに取り組んだ。住民が自主的に125万円の資金を出し合い、空き店舗を借り、必要な物品も地域の人たちからの頂き物で出発することになった。土佐弁で「私たちの旭」という意味をカタカナにした言葉「アテラーノ旭」と名付けた。
手芸品の販売コーナー、趣味の写真や作品を展示するミニギャラリー、家庭菜園の野菜や果物を販売するコーナーもあり、喫茶や食事を楽しめる。趣味のグループやイベント、勉強会、ミニコンサートも行なった。それだけでなく、うつ状態の男性の生活相談を受けて、仕事などを紹介働く意欲を取り戻すことができた。
「アテラーノ旭」に来ることができない1人暮らしの生活困難者にも目を向け、県の「あったかふれあいセンター事業」を利用して、地域の人の猫の手になろうと「アテラーノ旭手だすけ事業部」を平成21年に新たに立ち上げ、介護保険の使えない面の支援として、食のおたすけ班、やさしさのお助け班、困りごと相談、レクリエーション班にメンバーが分かれ、その他、支え合いマップ作りにも取り組む。
たとえば、食のおたすけ班では配達先の利用者に応じて、配達の仕方、食事の内容などを細かく聞き、バランスの良いお弁当にして550円で昼食・夕食を合わせて1日100個前後を配達している。配達時にはなるべく会話をし、利用者の健康状態などに気をつけながら届け、利用者の方から喜ばれている。
最近は、応援に大学生たちも参加して年々広がっており、楽しい取り組みで高齢者と地域との繋がりを作ることを考えた活動となっている。
アテラーノ旭のお茶の間ができて6年が過ぎ、手だすけ事業部ができて3年が過ぎたが、市の助成事業は廃止され、委託金もなくなっている。しかし、できるだけ体制を変えずに活動を続けている。運営をするうえでは、労力に見合う賃金の確保など大変困難はあるが、なんとかこの体制を維持するために努力している。元気な高齢者も何らかの形でアテラーノ旭を支えてくれている。地域の人たちから家で使わなくなったものが届き、毎日フリーマーケットを行なっている場所もあり、新たな資金作りとなり、地域の人にとっては安くて楽しい商品として喜ばれている。
スタッフもいろいろな智恵を出し、新しい商品を作ることも始めている。運営面の自己努力をしつつ、地域の高齢化の深刻な状況を行政などに広く訴えながら、一方では地域の専門の支援組織、医療機関、住民の側の組織でもある町内会連合会、社会福祉協議会、老人クラブ、趣味のグループなども含め、地域の横の繋がりを深める必要性を感じており、いわゆる、地域ケア会議などを立ち上げ、高齢者を含め生活弱者への支援、見守りを各分野からの支援のできる輪を作り、これからも住み慣れた町でお互い様で支えあう町づくりを目指している。
【評価された点】 心遣いによる、配食サービス、地域の交流場所の提供や見守り活動等に取り組みことにより、地域の高齢者の孤立予防や介護予防につながることになるという期待が持てることが評価された。 |
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■振興奨励賞 |
宮城県 方言を語り残そう会 地域の文化といわれる方言を語り残す |
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宮城県 上川名地区活性化推進組合 地域住民一体となって進める地域活性化 |
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宮城県 小泉地区の明日を考える会 大好きな小泉を子どもたちへ継ぐために―集団移転は未来への贈り物― |
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秋田県 NPO法人ふじさと元気塾 世界自然遺産白神山地の麓で知恵とアイデアを出して町民が明るく元気になる取り組み |
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秋田県 災害に強い男鹿の地域づくり協議会 市民の知恵と伝統文化を活かした災害に強い男鹿の地域づくり |
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栃木県 三区町環境保全隊 “農村環境保全活動から協働のまちづくり”へ |
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埼玉県 芝浦工業大学三浦研究室 自治会との協働活動「住快環プロジェクト」 |
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埼玉県 NPO法人子ども大学かわごえ 小学生に未来志向型教育を行なう社会教育活動 |
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東京都 あおば生活学校 ひろがれ ひろがれ! こころの輪 |
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東京都 特定非営利活動法人ワップフィルム 「我が街」の未来を語る上映セッション―地域映画が生み出す地域変革の連鎖― |
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神奈川県 日野ヶ丘町内会 交通問題研究会 横浜初!住民運動から公共バス路線誘致成る |
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神奈川県 ふじさわこどもまちづくり会議実行委員会
こどもたちの豊かな感性、笑顔に会うために続けてきた15年。そしてこれから… |
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神奈川県 鎌倉ガーディアンズ 鎌倉市における安心・安全に関わる支援活動 |
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新潟県 特定非営利活動法人マミーズ・ネット 子育て支援はまちづくり―支えあう子育て― |
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新潟県 特定非営利活動法人かみえちご山里ファン倶楽部
新たなコミュニティの創出と持続可能な地域を目指す―「クニ(村落集合体)」づくり― |
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長野県 公益財団法人妻籠を愛する会 限界集落が「中山道の街道と集落保存」により国際観光都市へ |
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岐阜県 特定非営利活動法人Mama's Cafe 子育て中の女性の社会参画と新しい子育て支援活動 |
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静岡県 湖西フロンティア倶楽部 自然の恵みを生かし、楽しむ、おちばの里づくり |
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愛知県 幸田町生活学校 暮らし良い地域を目指して!幸田町を知ろう! |
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愛知県 特定非営利活動法人我がまちの縁側
「つながれば、支えあえるし、分けあえる」小さなコミュニティから確実に人のつながりを作る活動 |
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三重県 手づくり工房・ワーイワイ 町の「母ちゃん」のような場所 「手づくり工房・ワーイワイ」 |
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三重県 穂積製材所プロジェクト 山間地と製材所の資源を活かした地域活性 |
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大阪府 特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋 釜ヶ崎芸術大学―釜ヶ崎のまちで、出会い、学び、生きてゆく― |
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兵庫県 リバークリーン・エコ炭銀行 加古川流域水質浄化プロジェクトとエコ炭銀行 |
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山口県 住みたくなるふるさとづくり実行委員会 ひともまちも美しい・いい田舎の創造 |
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愛媛県 特定非営利活動法人えひめ子どもチャレンジ支援機構 高校生ボランティアによる公園づくり・まちづくり |
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福岡県 唐津街道姪浜まちづくり協議会
姪浜の宝を福岡市民の宝に!―歴史的な環境を活かした地域協働の町並み形成と地域づくり推進活動― |
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