「あしたのまち・くらしづくり2008」掲載 |
<子育て支援活動部門>あしたのまち・くらしづくり活動賞 振興奨励賞 |
絵本・児童文学を通して子どもの健やかな成長と地域文化の向上・発展を目指す |
群馬県高崎市 NPO法人時をつむぐ会 |
絵本の原画展の開催 毎年1回絵本の原画展を開催することで、たくさんの方々に、絵本の素晴らしさを知っていただくとともに、本物の絵との出会いを通じて、子どもたちの豊かな感性を育み、自分たちのふるさとに新しい文化の風を起こしたいと考え活動してきました。そして子どもも、大人も、男性であると女性であるとにかかわらず各個人が尊敬される、真に豊かな社会の実現に貢献していきたいと考えます。 なお、時をつむぐ会の、今までの原画展開催経過は下記のとおりです。
毎年、多くの親子連れの方々に観に来ていただき感動の言葉をいただいております。また最近は特に保育園、幼稚園、小学校の団体鑑賞が増加しています。 開催場所は全て高崎シティギャラリーです。 乳幼児とその母親を対象とした子育て支援の「ぴよぴよの会」 時をつむぐ会のもう一つの大きな活動の柱は育児支援活動です。家庭での子育てが楽しくなるよう支援する活動です。 絵本を通して子育てを楽しんでもらおうと「ぴよぴよの会」を1995年に発足させました。 最初はたった2人で始めた活動も現在は10人のスタッフで運営しています。自主事業の他に公民館等の委託事業も行なっています。 対象:未就園児とその母親。 内容:読み聞かせ(絵本の紹介)、手遊び、親子リズム、親子のふれあい遊び、制作、テーマを決めての話し合い、お母さんの交流会(育児の悩み事・心配事の相談等) 2004年からは講師に「歯科医師」「助産婦」「母乳コンサルタント」「栄養士」等を加え相談に乗っています。 平成19年度の活動の報告を表に記します。 絵本・児童文学の勉強会を定期的(月1回)に実施、その通信の発行 ・児童文学講座「この本おもしろいよ!」年間テーマを決め、児童文学の面白さを学び、伝え合う活動を行なっています。約20年間継続して実施しています。 ・保育士のための絵本講座「絵本は好きですか」を実施して、絵本を通して保育を考える講座を約7年間継続して実施しています。 ・その他に「学校図書館司書さんのための講座」、「紙芝居の意義、演じ方等を考える講座」等を実施してきました。
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